2005年12月20日

欲望の奴隷はややかなしい・・・オトコの居場所

2004のほぼ一年前のヒトリツウシンより。女子用生理用品の「身も蓋もなさ度」は加速している。最近じゃ、フィットが訴求点である。「形」わかっていいの、っていうかTVで形を表現していいの?


<オトコの居場所>
 今現在、オトコとして非常にハッピーだよ、なんかもんだいが??なんて方はかんけーないのでとばしましょう。
 必要とされてないオトコはほんとに必要とされとらん気がしたわけ。これは厳密な意味でいっているのだけどね。そんなのあったりまえぢゃん、むっかしから〜という意見もあろうかと思われる。
 なんでこんなことを言うとるかといえば、ある生理用品のCMでこんな歌い文句を聞いちゃったからというのが大きい。
 「おおいひのねんどのたかいけいけつ・・・・」漢字で書けばこうなる。「多い日の・粘度の高い・経血・・・」一般的にTVは両性が見てんじゃないのか?いつの日からそういうスペシフィックでテクニカルな物言いが生産者から消費者にチョクで伝えられるようになったのか?こんなのって聞いたことないからはっきりわからんが、女子同士で「あたし、今日2日目やんかー、むっちゃネバいねんやー」などという会話が実際にあるのかな?最近のその手の用品というものはイイ仕事するんだろうな、とも思うし、他の広告でも「安心して寝れる」とか「ヨコ漏れしない」とかそれはいろんな言いまわしで訴求してるからなんとなくわかる。そしてその技術にはパンパースの研究チームが大きな貢献をしていることも知っている。他社製品と差をつけるのが広告宣伝であるからなにか有意差が必要になることもわかる。しかし、他に言うこともうないからって「多い日の・粘度の高い・経血・・・」かよ。視聴者の半数は男である。そのトーンは「オマエらべつにかんけーないからさ、流しといて」という暗黙のフレーズが聞こえる気がするんだよなあ。いや流すよ。流すし、あそこらへんにナプキン当てていやーんなんて性癖も一切ございません。ございませんが、そこまでいうのは不愉快や、P&G!!!。
 こんなCMの裏側にはフェミニズムとはちーと違う、男をないがしろにした意識がある。その意識は女だけが作っているというわけじゃなく、頭の悪い男たちもそれに加担している。どんどん身もフタもなくしていくことにほとんどすべての人々が貢献しちゃってる。一体、かれらは先のヴィジョンなんてものを考えたことがあるのか?いや、ないからできるのね。経済の本質がそこには見え隠れしている。逆説的だが、すべての差異を埋めること、それが大衆資本主義の目標であるからね。それは差異のないのっぺりした精神的地平をつくりだす。すべての差はそれを瞬時に埋めるために瞬間ねつ造されるわけだな。
 インターネット上ではエロ系サイトでオンナはもうこれ以上ないってぐらいに消費されている。パーツごとにの場合もあるし、グラビアアイドルとかなら全体的に。極端なハナシ、おっぱい・けつで溢れてるし、コーモンなんてどこにでも転がってる。お○んこはやっぱマズいみたいなのね。でもコーモンはいたるところにある。ねえ、女子のヒトに聞くがどっちが恥ずかしいのかね?見せんの。

 なんで急に資本主義から女子のコーモン話になっとるかというと、「おとこは資本主義社会の奴隷か?」と思うわけだから。「女は世界の奴隷か?」これはジョン・レノンの曲だけど、まあそれに掛けたんですけど。つまりは欲望を喚起するメディアに包囲され、さんざん意識の上で弄ばれ、かたや、公の場であるにもかかわらず、その存在を無視され、そして喚起された欲望を満たすためにはお金を使う装置をあちこちに置かれた状態といえるから。こりゃ大変だ、今びんびんじゃなくてほんとに良かった。
 こないだ郵便局の窓口で行列ができててその先に若いカップルがいて局員たちも彼らの肩ごしに次の人たちのための業務をこなしてて、「こいつらいったいどんな重大なことをしておるのか?」とおれの番になったからのぞいてみると、なんと、年賀状選んでやがった。「これがいい〜」「これ売り切れやん」「でもこれがいい〜」「そーやなー、でもないしなー」「でも〜」死ねよいっかい!!!!
 オトコの居場所ってそんなとこにしかない、ってのの典型。オンナのサイドで傍役って感じね。アクセサリーじゃないんだからな。
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posted by おれ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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